VS−4B
概要  00年1月のミニヨン天国月例レースのタイムアタックで優勝したマシンです。
 VS−4タイプのサブシャーシに、ストレートバンパーを取り付けただけのシンプルな構造ですが、サブシャーシの高い剛性で安定した走行が可能となっています。
 サブシャーシについては、 VS−4Aをご参照ください。

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全体
 大径タイヤに前2ローラー、後ろ4ローラーの典型的なセッティングです。タイヤは紫外線で改質しています。

側面
 シャーシの下部にサブシャーシが見えます。サブシャーシは、軸受けの下を通って前バンパーステーと、後ろバンパーステーをつないでいます。

上面
 タイヤは大径の丸いタイプのものを、芯だし等の研磨を行わずに使用しています。

前面
 ブリッジ攻略方法は、VS−1Cと同様の「左前のベアリングの下面をフェンスに引っかけてロールを防ぐ方式」です。このため、バンパーをローラーの上に配置しています。その上の「三重の塔」は万一ベアリングが引っ掛かり損ねた場合に、なんとかロールを防ごうと言う悪あがきです。

後面
 リアローラーは上が950(520内蔵)で、下が830(ビスの頭に圧入)です。

底面
 サブシャーシの構造が良く分かります。サブシャーシは、@前バンパーステーと、Aリアバンパーステー(これらは2tグラス)を、2本のB垂直補強板で結合した構造になっています。シャーシには4本のビスで固定しおり、接着していないので、簡単に脱着できます。

サブシャーシ前
 シャーシに固定された前バンパーステーと、これに挿入された垂直補強板の位置関係が分かります。

サブシャーシ後
 同じく、シャーシに固定された後ろバンパーステーと、これに挿入された垂直補強板の位置関係が分かります。

ご参考
 決勝で使用した電池(三洋製)の放電特性(0.68Ω)です。パルス充電した後、2Aで追い充電を行っっています。
 2本ともBestの電池を使用すると、コースアウトが心配であるため、1本はBestの電池、もう一本は平均的な電池を使用しています。
 リニア追い充電の為、電圧低下が早く、ブリッジを超えるころ(約10秒後)には電圧が低下して好都合です。