VS−4A(トライダガーP13Dエンデュランス)
概要  第2回くのいちOFFミーティング耐久レースで優勝したマシンです。二段アルミローラーの利点を最大限発揮できる構造になっています。
 2段アルミローラーは一つで2つ分の効果があるので、本車は4ローラーで十分な性能を得ています。


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全体
 シャーシ補強と前後2段バンパーを一体化させた新設計のサブシャーシを利用しており、軽量で高い剛性です。
 主なグラス材はすべて1.2tと薄く、巾も殆どの部分が6ミリと細いですが、シャーシの補強には垂直方向に使用しており、バンパーは水平ながらも上下2段となっている為、剛性は十分です。
 前側2ローラー、後ろ側2ローラーのセッティングですが、ダブルローラーを利用しているため、安定した走行が出来ます。

側面
 28ミリの大径ホイルを利用しています。モータの調子が良ければ、31ミリ(通常)のホイルでも、10分間は十分に走りきれます。
 フロントのスラストは4度、リアのスラストは0度に設定しています。

前面
 シャーシの前端に短いFRPのバーを固定(このパーツは2tと頑丈です)シャーシ補強版を貫通させています。このバーを挟む形で、上下のバンパーを固定しています。

後面
 後も前と類似の構造で、シャーシに取り付けるFRPステー(2t)を挟み込む形で、上下のバンパーを固定しています。

ローラー取付
 ローラーは2枚のバンパーで挟むように取付ており、1分程度空転するようにしています。(プラリング2段ローラー)上に付いている肌色のスタビは、ギアを削ったもので、回転しません。

サブシャーシ全景
 保守性を向上させる為に、各補強材はシャーシに接着しておらず、前後4本のビスでシャーシに固定しています。このため、サブシャーシをシャーシから外す事が出来ます。

サブシャーシ側面
 シャーシの垂直補強版は弓形となっており、車軸の下側に配置しています。

前部構造
 シャーシに固定するステイのみが2t材で、その他部分は1.2t材です。シャーシの補強版と、バンパーの関係が良く分かります。

後部構造
 前部と類似の構造です。