ラップセンサー
概要  99年12月23日の「総統杯耐久レース」で利用するラップセンサーを作りました。特徴は、@3レーンを独立して検出可能、A穴や突起物のない構造、BRS−232Cによる簡単なインターフェイス、C2400分の1秒の高精度、の4点です。


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全景
 ストレートのコースの横に、回路ボックスを取り付けています。
 時計を内蔵しており、マシンが通過した時に絶対時間を32ビット精度で送信します。時計は1/2400秒でカウントされます。
 送信バッファを設けているので、3コース同時に通過した場合でも、正しい時間が得られます。
 省電力設計で、24時間の連続使用が可能です。

回路ボックス
 電磁検出方式を採用し、コースには、突起や穴が一切ありません。走行に影響を与えませんし、ランプは不要な上、周辺光量の変化による誤動作はありません。
 ボックスの内部には、アンプ、CPU(PIC16F84)、電池、を内蔵しており、右端に見える9PinのDSUBでPCのシリアルポートに接続します。
 電源のON/OFFはマシンの衝突等で誤動作しないよう、S付きVRの接点を使用しています。

裏面
 各レーンの裏に検出コイルを取り付けています。マシンが通過する時、モーターから発生する交流磁界によって、コイルに電圧が生じ、これを検出して、通過を判断します。
 通常のミニ四駆から、ワイルドまで、正しく検出出来ます。

検出コイル
 検出コイルは、100×50ミリの鉄板を絶縁処理してから、0.32ミリのフォルマル線を巻き付けたものです。