ブラシの摩耗
概要  スプリントでは、当りの出し方が、耐久レースではモータの寿命が問題になります。これらは、何れもブラシに関連する問題です。
 そこで、ミニテン99耐久レースで1時間使用した「トルク」と「アトミック」の両者のブラシを比較してみました。
 その結果、
@アトミックはトルクに比べて相当ブラシの摩耗が激しい
Aトルクでは5Vで5分の裏焼きでは不足
B重い負荷では、アトミックの寿命は45分程度
C重い負荷では、トルクの寿命は1時間30分程度
と考えられます。

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概要
 トルク、アトミック共に、重い負荷(ギア比2.5:1)で1時間運転した後のブラシの状態です。アトミックは既に+極が摩滅しています。

アトミックモータ


 上が−極、下が+極です。−極は良い状態ですが、+極は既に摩滅しています。
 この状態でも、モータは回転しますが、回転速度の変動が激しくなり、出力も次第に落ちて来ます。

トルクモータ

 −極は5Vで5分間の裏焼きをしたにもかかわらず、新品同様です。もっと、長時間の裏焼きが必要な事がわかります。+極はかなり摩耗していますが、まだ大分持ち堪えそうです。