第3世代抵抗抜き
概要  第二世代の抵抗抜きでは、前後のクラウンギアの加工が異なり、保守部品として2種類の部品を製作、保存する必要がありました。そこで、これを一種類に統一して、保守性を向上させました。
 99年8月以降の全てのマシンに採用しています。


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ギアの加工
 前後のクラウンギアの加工は同一です。クラウンギアのホブの部分を、外径2.7ミリまで削りこみます。
 この時、直径方向だけではなく、厚み方向にも多少削ります。歯車の裏にある直径2ミリ程度の丸い窪みが、平らになる程度まで削ります。

車軸(後)の処理
 Φ2.7ミリの真鍮パイプを29.6ミリ(VSの場合)に切断して、クラウンギアの側圧を支えます。スパーギアは固定しません。

車軸(前)の処理
 Φ2.7ミリの真鍮パイプを0.5ミリ(VSの場合)に切断して、クラウンギアの側圧を支えます。