200Aのパルス充電器の実験
概要  注意:実験を決して模倣しないで下さい。電池が爆発し、外傷、火傷、失明の可能性があります。本実験は電池メーカーが想定している電気的特性を大きく逸脱しています。また、操作ミスや、部品の劣化により、不慮の大きな事故が起こる可能性があります。このページの記述は十分な防護策を講じた上で行った実験を紹介するもので、その安全性について、一切保証するものではありません。また、本実験とその準備、実施及びこれに関連して生じた一切の状況について、ドクは何ら責任を負いません。

 パルス充電器の利点は、大電流で充電する為、放電時にも、比較的高い電圧と低いインピーダンスが得られる点です。そこで、「極限まで大電流で充電したら、一体どうなるのか」と言う実験をしました。実験の結果は予想通り失敗でしたが、参考の為にご紹介します。

←1つ戻る ←←目次へ戻る

全景
 手前にある黒い円筒が、16V100000μFの電解コンデンサーです。このコンデンサーを12Vの電源で充電し、画面奥に見えるパワートランジスタで電池に接続し、200Aのパルスを発生させます。
 右に見えるのは、制御基板で、パワートランジスタにON/OFFの為のパルスを与えます。ON時間は1msで、休止時間は、100msです。
 ですから、平均充電電流は2Aです。平均電流で考えれば、問題ない筈です。

トランジスタ
 15Aのスイッチングトランジスタを12個使用しています。(画面に写っている放熱器の両面にネジ止めしています)
 パルスを印加しはじめると、電池から、「ビーン」と言う音が聞こえて来て、あっと言うまちアチアチになってしまいました。
 電線に磁石を接近させると、プルプル震えます。あまり近づきたくない状態です。
 パルス印加時の電池の両端電圧は、6〜8V程度にもなっています。
 どうも、電流を流しすぎると、充電反応を飛び越して、電解液の溶媒(水)が電気分解されてしまうみたいです。