トルクリミッタ付クラウンギア
概要  前輪が衝突等でロックすると、プロペラシャフトや、その軸受け、あるいは、クラウンギアが破損します。特にプロペラシャフトの軸受けが破損した場合は、シャーシ交換となり面倒です。そこで、過度のトルクが加わった時に、これらを保護する方法を紹介します。


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出来上がり
 クラウンギアには、6角の穴が開いていますが、これを、途中まで2ミリの丸穴に広げます。これによって、過度のトルクが加わった場合には、シャフトとギアの間が滑って、ギアの歯や軸受けが保護されます。
 この保護機構は、一度だけではなく、10回以上使用する事が出来ます。

作業方法
 ギアの一方から、ドリルの先端が、ギアの端面と一致する(左写真参照)ところ迄、2ミリのドリルで、穴を開けます。空けた部分は丸穴、空け残った部分が6角穴、となります。
 六角の部分は僅かなので、過度のトルクが加わると変形して、滑りを生じます。