VS−3B(錦斗雲トライダガーVS改)
概要  自身満々で完成したVS−3Aでしたが、フロントバンパーとリアバンパーが衝突で折損し、強度面に問題がある事が判明しました。そこで本車では、これらバンパーを強化し、同時に曲率も緩くして折損を防止しています。さらに、リアローラーの可変スラスト機構を導入し、ブリッジチェンジャーへの適応性を高めました。


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全体
 基本構成はVS−3Aと殆ど同じで、バンパーの構造を一部修正しています。
 グラス材はすべて1.2tと薄いですが、垂直方向に使用しており、剛性は十分です。

上面
 殆ど前後対象な構造です。
 前後バンパーの湾曲が大きすぎると、強度が低下するので、湾曲度合いを小さくしています。

側面
 VS−3Aでは前部のみであった可変スラスト機構を後部にも装備しています。

前面
 衝突時に、シャーシとバンパーの接合部に応力が集中して折れてしまう事故が発生したため、この部分の板巾を6ミリから9ミリに変更しています。

後面
 前バンパー同様に板巾を9ミリに強化しています。

前部可変スラスト機構
 前バンパーに取り付けた扇型のパーツを2本のビスでサイドバンパーに固定しています。
 扇型のパーツには長穴が開けてあり、0度から10度の間でスラスト角を左右独立して設定出来ます。
 左右のスラストに差をつけても、フロントバンパーがねじれてこれに対応します。

後部可変スラスト機構
 後部も同様に、−5度から+5度の間でスラスト角を左右独立して設定出来ます。