VS−3A(錦斗雲トライダガーVS)
概要  無駄の少ない完成度の高いマシンで、重たい35ミリタイヤと、40ミリポール4本を装備して、138グラムです。
 垂直材を湾曲させる事で、水平材の使用量を極端に減らして軽量化し、同時に、左右独立可変スラスト機構を装備したマシンです。
 左右独立可変スラスト機構によって、フラットコースにも、ブリッジコースにも対応出来ます。

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全体
 VSシリーズの特徴である、35ミリ超大径タイヤと54ミリのナロートレッドの組み合わせはそのままで、バンパーの構造を全面変更しています。
 ゆるやかに湾曲したフロントバンパーが特徴的です。グラス材はすべて1.2tと薄いですが、垂直方向に使用しており、剛性は十分です。

上面
 概ね前後対象な構造です。
 2tカーボンを使用したローラーステイは、前後バンパーを湾曲させた為に、極端に小さな部品となっています。
 これによって、軽量化と同時に剛性の向上を達成しています。
 本マシンの最も特徴的な部分です。

側面
 サイドバンパーは巾6ミリで、前部に可変スラスト機構を備えています。

前面
 サイドバンパーの高さを下げる為、バンパーは真っ直ぐではなく、中央が高くなっています。

後面
 前バンパー同様に中央が高くなっています。

可変スラスト機構
 前バンパーに取り付けた扇型のパーツを2本のビスでサイドバンパーに固定しています。
 扇型のパーツには長穴が開けてあり、0度から10度の間でスラスト角を左右独立して設定出来ます。
 左右のスラストに差をつけても、フロントバンパーがねじれてこれに対応します。

後部ローラーステイ
 ローラステイは前後左右4個が同一形状です。ほんの小さな部品でこの為軽量で高剛性です。