VS−1
概要  VSシャーシの評価用マシンです。VSシャーシ本来の味が出る様に構成しています。
 VSシャーシは
@ホイルベース、トレッド共に短く
A軽量で
Bギアの取り付けがしっかりしている
為に高速走行が期待出来るシャーシです。
 軽量・高速ではあるが、シャーシの剛性が低い点が難点ですから、リングバンパーを装着するのに持ってこいのシャーシです。そこで、本格的な設計の準備として、このシャーシの癖を調べる目的で、シンプルな構成のマシンを作ってみました。
 Panasonic1000NiCdとまずまずのアトミックを使って、JCJCのラップは3.47秒です。


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全景
 前後にカーボンバンパーを配置し、ローラーは950ベアリングを使用しています。

側面
 タイヤは34.5ミリの規格ぎりぎりの大径となっています。

上面
 前後のローラを中心に向けてオフセットさせ、ローラベースを短くしています。VSシャーシは付属のリアバンパーの形状から分かる様に、元々ローラーベースを短く設計されているので、これに忠実に従った形です。
 同時にトレッドも極端に狭くし、コーナリング時のロスを減らしています。

前バンパー
 2tカーボン製で、弓形です。

後ろバンパー
 同じく2tカーボン製です。3.5ミリの穴を開けて、シャーシ上面に取り付けています。この方法では、取り付けステーの上面に広い面積で接触するので、シャーシ密に結合します。

タイヤ
 34.5ミリと大直径で、しかもゴム製です。
 この直径を得る為に、ホイルにタイヤを接着し、円筒に研磨した上から、もう一度タイヤを接着しています。

タイヤ
 タイヤを2二重にはくと、重量が馬鹿にならないのですが、レギュレーションの都合であまり薄くする事も出来ず、そろばん玉型に研磨して、重量を軽減しています。