SCOTT TIGER V
概要  キットを使用しない完全ディスクリートのマシンです。「外道ですら無い」と後ろ指を刺されますが、作る楽しみはこれが一番です。
 2モータのダイレクトドライブで、ギアによるロスを無くしています。また、タイヤを前後ローラーの真ん中に付け、コーナーでのタイヤの摩擦ロスもありません。 ざっくりと設計したので、重いのが課題です。軽量化でさらに性能を上げたいです。

←1つ戻る ←←目次へ戻る

上面
 モータを中心に配置して、コーナリング時にタイヤの横滑りによる摩擦が生じない様に工夫しています。

側面
 上シャーシと下シャーシの2つのメインメンバで構成されており、主要部品は下メンバに取り付けています。  直進時は、タイヤと後部ローラーが接地し、コーナーでは、ローラーのダウンスラストの効果で前部が押し下げられ、タイヤと前部ローラーの左右何れかが接地します。

裏面
 後部ローラーは直進用で、真っ直ぐに取り付けています。前部ローラーは、各々左右のコーナーで力がかかりますので、それぞれの旋回方向に向いています。
 つまり、このマシンは、直線でも、コーナーでも、タイヤを横に滑らせる事で生じる摩擦はありません。唯一摩擦するのは、ダウンスラストの付いた前部ガイドローラーです。

前方
 2つのスタピライザーローラーが見えます。

後方
 後ろのローラーは一つです。

前スタピライザローラーの取り付け部
 2枚のFRPステーで挟み込むようにして取り付けています。