超お手軽・経済的・手作りチキンカレーの作り方
 これが、現時点でのドクの最先端カレー調理プロセスです。毎食カレーを食べ続けるること一ヶ月!(弁当までカレーだぜ)漸く到達したプロセスです。簡単、短時間、手間いらず、安価、確実、旨い(これは主観によるが…)等の特徴を備えた優れた調理プロセスです。

←1つ戻る ←←目次へ戻る




特徴
  1. 市販のルーを使用しないイワユル「手作りカレー」でありながら、使用する鍋は一つだけ(洗い物が少ない)
  2. ミキサーの洗浄は一回だけ
  3. 千切りの必要なし
  4. 根気の必要な作業なし
  5. 長時間煮込む必要なし
  6. 慎重な作業は必要なし
  7. 焦げる心配なし
  8. 失敗なく確実に完成する
  9. バター等、高価な材料必要なし
 以上の非常にお手軽(横着)で確実な(ある種工業的な)プロセスでチキンカレーを作ります。忙しい単身赴任者の食事にもピッタリですぜ。
 とはいえ、ちゃんとした旨いカレーになります。食べてみれば「あ、○○のカレーに似てる」と、お店の名前が浮かぶかもしれません。(好みの問題もありますから、わー不味!バカやロー!と思った人のために、予め十分に土下座をしておきました)
 鶏モモ肉を2枚も奮発しているので一層旨いですが、給料前は安い胸肉で我慢します。もし、骨を取る面倒を厭わないのであれば、手羽元も美味しい部位です。手羽先は最も旨い部位の一つですが、残念ながら、骨が細かすぎて食べるのが難しくなります。
 バター(最近のバターの高値には驚かされる)や牛肉など高価な材料を使わないので経済的です。市販のルーでも経済的にカレーが作れるのですが、やはり、安価な市販ルーは材料費を抑えているし、パッケージ代金や利益が入っているので、この「超お手軽・経済的・手作りチキンカレー」よりは少し割高で味も劣ります。(味のコントロールが出来ないしね)
 この調理プロセスでは鍋がポイントです。全体が金属で出来ていて、そのままオーブンに入れることができる(できれば)フタ付き鍋を使います。内部がテフロン加工されていれば、いっそう好都合です。もし、そんな鍋が無ければ、洗い物が一つ増えますが、鍋の中身をキャセロールかステンレスボールに入れて、オーブンに入れれば可能です。(でも、洗い物が増えるのは嫌でしょ:本音)
 下の写真の鍋は、フッ素加工の深鍋から、プラスティックの柄を外して、オーブンに入れられるようにしたものです。ふたのつまみも、金属のねじに交換しています。(ここまでしなくても、130度なら耐えると思いますが…)厚いときは、オーブン用のミトンを両手にはめて取り扱います。


オーブンに入れられる鍋

調理プロセス
  1. 鶏モモ肉2枚を包丁で各16等分して油、塩、砂糖を加えて強火で表面を焦がします。中まで火を通す必要はありません。あっと言う間です
  2. 焦げ目がついたら火を止めます。コゲて、鍋にこびり付いている部分があってもまいません。そこが、旨みになります
  3. 玉ねぎ達をミキサーに掛けて(約1〜2分)、鍋に投入します
    そのあと、ミキサーを洗浄する必要はありません
  4. ミキサーに水を入れ、そこに、小麦粉、だしの素、香辛料を入れ攪拌(約1〜2分)します
    ミキサーの種類によっては量が少ないとうまく攪拌できないので、このときは、水を追加します
    辛いのが好きな人はカイエン・ペッパーをガンガン増量してください
    シャーウッドのタンドリーペーストを小さじ山盛り一杯程度加えると独特の香りが出せます
  5. 攪拌したものを、鍋にいれて、均一になるまで混ぜます
  6. 鍋をオーブンにいれて、120〜130度で40分加熱します
  7. (あえて説明する必要はないけど)皿にご飯を盛って(調理用のボールにご飯を盛るとインドな雰囲気が出るぞ)カレーを掛けて(あるいは、別容器に入れて)供します



技術解説
  1. 一般にトロミのついた物を煮込むと焦げますが、鍋をオーブンに入れて煮込むと焦げません。この手法を活用して、「煮込み作業」と「トロミ付け作業」の間の待ち時間を無くし「トロミを付けまで一気に作業する」という手順簡略化を実現しています
  2. 玉ねぎは十分加熱した方が(飴色になるまで炒める調理法が多い)旨みが出ますが、調味料や澱粉を加えて、かつ、油をエマルジョンとして分散させ、モル沸点上昇等を生じさせた状態でオーブンで130℃に加熱することで、玉ねぎの旨みを引き出します。
  3. 小麦粉も一度100℃以上の高温を通過させた方が粉臭さが消えて美味しくなります。玉ねぎ同様、沸点を上げた状態でオーブンで加熱することで、粉臭さを消します。
  4. 小麦粉のグルテンは低温では活性せず、粘りを出しません。そこで、低温で水、香辛料とともにミキサーで攪拌して均質な流動体にした上で鍋に加え、ダマ発生を防止します。(ミキサによっては、水カップ1ではうまく混ざらないので、そのときは、水を増やしてください)
  5. 最初に鶏肉を鍋でコガスのは、高温を通過することによって生じる旨み成分(香ばしさ)があるからです。
  6. 毎日一回、オーブンで加熱する事で滅菌し、1週間は食べ続けることができます。(煮詰まってきたら水を加えてください)