ホウレンソウのカレーの作り方 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ホウレンソウのカレーは、見た目は緑色で不思議な感じですが、意外とおいしいです。
特に、霜の降りる寒い時期のホウレンソウは安く、味も良いです。 ここでは、市販の「カレールー」は使っていません。カレーのダシは基本が チキンですから、ここでは、ヒガシマルのラーメンスープの元を 使っています。「ええっ!インド料理が、中華のラーメンのスープでぇ?」と思いますが、 実に馴染みます。それに、安いしね。 香辛料を上手に選ぶと、カレー屋さんみたいな香りがしてきて、 かなりおいしく作れます。 ミキサーと鍋を使った「準備」と、フライパンを使った「仕上げ」の2段階に分けて作ることで、色々なバリエーションの料理に発展できるように、また、つねに「出来たて風味」で食べられるように工夫しています。 ドクは、スープを12人前分くらい作っておいて、必要に応じて少し づつ食べて行きます。 ←1つ戻る ←←目次へ戻る
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手順 |
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STAGE1「準備」(ホウレンソウスープを作る)この部分は4人前です
鶏モモ肉の代わりに、手羽元から外した肉をいれると、味が良くなります。 手羽元のまま入れても、野性味が増しますが… この「SATGE2」を色々と工夫すると、グラタンやパスタからキーマカレー まで、色々な料理に化けます。さて、今日から1週間、嫁さんは旅行に出かけます。その間、様々なホウレンソウカレーのバリエーションに挑戦してみましょう! |
1週間!ホウレンソウカレー・マラソン | |
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予め申し上げますが、ここで紹介する料理はすべて「まかない」
です。「もてなし」料理ではありません。 上に書いたレシピで、丁寧に料理すれば、ちゃんとした、レベルの高いホウレンソウカレーが作れるのは間違いありません。 しかし、以下に紹介する料理は「ちゃちゃっ」と作れて「すぐ食べられる」という「嫁さん旅行中のサラリーマンのお手軽料理」であることをご理解ください。いずれも、10分〜30分で作れるものです。 | |
STAGE1の下ごしらえで、ホウレンソウ6束、玉ねぎ3個を
ミキサーで処理し、たっぷりのスープを作りました。 さて、今週1週間、日替わりで色々なホウレンソウカレーを 楽しむぞ! |
月曜日:デッカイ鳥モモ肉のホウレンソウカレー | |
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鳥モモ肉は、身の方から包丁で切れ目を入れておく、火が通り
易くなる。 鳥モモ肉をサラダ油で焼く、先ず、皮の側からカリッとおいしく。ほんで、裏返して、身の方も焼く。 | |
焼けたら、ご飯の横に「デーン」と乗せる。迫力にこだわらない なら、包丁で切ってから乗せても良い。 | |
フライパンにはチキンから出た香ばしく、おいしい脂が 残っている。これが命! | |
残った脂の中に小麦粉を入れて、中火で加熱する。 | |
小麦の芳しい香りがしてきたその時がタイミング! | |
小麦粉が焦げないように、すぐさま、ホウレンソウソースを カップ1すくい取って。 | |
炒めた小麦粉の中に投入して、すばやくかき混ぜる。小麦粉の グルテンの働きで、チキンの脂成分がコロイドとなってソース の中に分散する。これが、所謂「コク」となる。 | |
とろみがついて、チキンの旨みをたっぷり含んだほうれん草 カレーソースが完成。 | |
ご飯+チキンの上に、ドバーッとかけて出来上がり。 感想:旨かった |
ホウレンソウソースの保存法 | |
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毎日火を入れていれば腐ることは無いだろうけど、繰り返す加熱で、折角の緑色が損なわれては悲しい。そこで、一回分づつ、ダイソーの保存袋(小)にいれて、ボールにいれて冷蔵庫に保存することにしました。 |
火曜日朝:残った餃子のホウレンソウカレー | |
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「あったので食べた」というだけの料理だが、何でもカレー に出来る実例の一つ。 油を敷いて、餃子を焼く(水を入れる) | |
お湯を入れて、蓋をし、ふっくらと蒸し焼きにしつつ、底面は カリッと焦げるように焼くとおいしい。 | |
フライパンには餃子からでた、今ひとつ美味しそうじゃない脂が残っている。でも、捨てるのは惜しい。 残った脂の中に小麦粉を入れて、中火で加熱する。 | |
昨日、一食分ずつパックにした、ホウレンソウスープを投入 して、攪拌する。 | |
カレーソースの出来上がり。 | |
ご飯にカレーソースを掛けて、餃子を並べる。あまり見たこと
のない組み合わせになった。ソースが多すぎて、こぼれそうだ。 感想:冷蔵庫の掃除ができた。「カレーに餃子が乗っている」 だたそれだけだった。でも、ホウレンソウのカレーは旨い。 |
火曜日夜:ビーフカレー | |
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牛肉が安売りでした。本場インドではご禁制のビーフカレーを
作ります。ちょっと、お肉が多いなぁ…。 この肉は、ちゃんと「カレー用」と書いてあるぞ。きっと堅い肉だ。堅い肉好きです。 | |
塩、小麦粉、カレー粉、カイエン等をまぶして、下味を付けながらお肉を焼いてゆきます。 | |
いい感じに焼けたら、不足している分の油を加えます。 | |
小麦粉を加えて、こんがり炒めます。 | |
ホウレンソウスープを加えます。あれ、一袋では足りないぞ。今回は二袋加えます。お、沢山出来そうだ。 | |
生スパイスの風味を出すために、シャーウッドのタンドリー ペーストを少し加えます。値段は高いけど、少しでも効き目 が出ます。 | |
カレーソースの出来上がり。 | |
ご飯にカレーソースを掛けて、できあがり。じつは、この皿、
やたらにデカイ。後ろの食卓塩のビンと比べてください。3人前はあるなぁ。 感想:ホウレンソウとビーフは以外に合います。但し、3人前食べると充実感がありすぎます。 |
水曜日朝:ホウレンソウドライカレー | |
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冷凍のチキンのミンチを少し炒めます。 | |
カレースープを投入します。ちょっと、多すぎたなぁ。 | |
ご飯を入れて、炒めます。 | |
ドライカレーの出来上がりです。ソースが多すぎて、 すこし、ベタッとなりました。 |
水曜日夜:ホウレンソウのペンネ | |
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今回はイタリアンで行ってみよう! | |
ペンネの茹で上がりに一番時間がかかるので、まずは、ペンネを沸騰水に投入。(塩1つまみね) | |
ホウレンソウスープに冷凍チキンミンチを入れて、秘伝の「ハバネロオリーブオイル」を加えます。このオイルの上品な辛味はちょっと他では真似できない。 | |
マッシュルームを入れたい所ですが、経済的な理由でエノキ茸を加えます。ペンネに絡めるので、ソースは十分煮詰めます。 | |
イタリアといえばバジル。うーん、生のバジルが使いたいが、冷凍庫で保存しているバジルで我慢。(スパイス類は冷凍庫に入れとくと、香りが長持ちしますよ) | |
彩り、盛り付け、には一切工夫ないけど、こりゃ、めちゃおいしいでぇ〜。ハバネロオリーブ油とホウレンソウの旨みの合体やね。 |
木曜日朝:鶏レバーのホウレンソウ炒め | |
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半額レバーを冷凍していたのを思い出した。 | |
半解凍して、ザクザクと切って鍋へGO! | |
肝料理には日本酒という先入観。 | |
おきまりの、ホウレンソウスープを投入。 | |
炒り煮にしたいので、フライパンに移動。レバーにはピリ辛が合うので、自作ハバネロオリーブ油を少々。 | |
ついでに、自作ハバネロケチャップを少々。これは、強烈に辛い 逸品。 | |
なんか、ええ匂いがしてきた。 | |
辛くて旨い。ビールが飲みたいのだが、これは朝食、これから出勤なので、我慢、我慢。 |
木曜日夜:ホウレンソウのグラタン | |
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シーフード、行きまーす! 超手抜きの炒め方。まず、加熱していないフライパンに、 小麦粉、カレー粉、塩を適当にばら撒きます。 | |
材料を投入します。 | |
鍋を振ると、小麦粉等が満遍なく材料に付着します。容器も 汚れないし、粉類も全く無駄になりません。 | |
あとは、油少々を加えて、強火で炒めると、下ごしらえの 威力で、汁も出ず、ジューシーに炒め上がります。ええ感じ でしょ。 | |
お約束のホウレンソウスープを投入します。 | |
グラタンにするので、トロリとするくらいまで、煮詰めます。 | |
茹で上がったマカロニを加えて、 | |
ソース、具、マカロニをフライパン内で合えます。 | |
グラタン皿に入れて、チーズを振りかけて、 | |
既に材料には火が通っているので、オーブントースターで、 チーズが香ばしく焼ければ完成。 | |
はい、できあがり。海老がプリプリで旨かった。 |
金曜日朝:ホウレンソウのキーマカレー | |
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冷凍の鶏ひき肉を解凍。残念ながら市販のひき肉は、
ムネ肉等、安価な部位で作られていることが多く、
本来の風味に欠けます。本当は、手羽元や、アバラ
から、根気良くセセッた肉を挽いたものがおいしい
のです。 今回は、ミンチを煮込んで、トロリとさせるタイプで はなくて、ミンチの一粒一粒が香ばしく、歯ごたえの あるタイプを目指します。 | |
下味材料(小麦、カイエン、塩)をフライパンに投入。 (もちろん点火してません) | |
解凍したミンチを入れて下味材料を混ぜ合わせ、適当に混じった ところで、点火して強火にします。 | |
香ばしく炒めあがったところ。 | |
お約束のホウレンソウスープを投入し、とろみ付けの小麦粉を 入れます。 | |
ソースとチキンをからめます。 | |
ご飯に掛けてできあがり。香ばしく炒められたチキンの風味が堪能できますぜ。 |
金曜日夜:チキン手羽元のカレーチーズ焼きとホウレンソウのスープカレーのデラックスディナー | |
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ラストの金曜日のディナーは、贅沢に二品用意してみました。 | |
鶏手羽元はホウレンソウスープで3回に分けて合計30分くら
い煮込んで、味を染み込ませ、軟骨がちょうどコリコリと食べられるように下ごしらえしてから、チーズとスープをかけて焼き上げています。 軟骨は炊きすぎると、くにゃくにゃになるので、30分 がポイントです。 | |
スープカレーは、エノキ茸、玉ねぎ、キャベツ、その他野菜を
入れて、少々煮込み、野菜系スープカレーにしています。とろみ
はつけていません。 チキンを食べながらビールを飲み、ライスをスープカレーに 浸して食べる、これ、至悦であります。 |
土曜日朝:ホウレンソウカレーの焼きそば | |
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あ、スープが一回分残ってた。とりあえずあるもので、
食べよう。 冷蔵庫にあっった、賞味期限をかなり過ぎた蕎麦、危険なので、 流水でよく洗ってヌメリを取ったうえで、徹底的に 炒める。(殺菌する)でも、腐敗によって出来た毒素は 消えないので、この方法は万全ではなく、大きなリスクを孕んでいる。 | |
ホウレンソウスープ、卵、をフライパンで和える。 | |
できあがり。色は茶蕎麦だが、味は、カレー焼き蕎麦(卵入り) 見た目より旨い。 |
ミッション終了 |
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たくさん作ったホウレンソウソースも、とうとう、
全部なくなりました。即席料理ばっかりでしたが、
飽きずに1週間楽しむことができました。 |