硬い(安い)肩肉のステーキ(350gステーキが310円で!)

350gで315円のステーキ!

硬いが、旨い!
 日本人は肩肉をステーキで食べません。硬いので薄切りにしたり、煮込んで食べます。 しかし「硬い肉が好き」という人には是非おすすめ。日本では人気部位ではないので、 価格も安く、2009年現在で、オーストラリア牛であれば、100グラム90円で安 売りしています。350gのビッグステーキが315円で食べられるのです。 「肉食った〜!」という思いに浸れます。


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材料
  1. 本体
    牛肩肉300〜350g(1人前)
    安価な肩肉がスライスでしか店頭に並んでいない場合は、 店員さんに「ローストするので、この肉をカタマリのまま貰えますか」 と相談すると、多くの場合同じ値段の肉がカタマリで買えます。
  2. ソース
    玉葱1/4個、赤ワイン大匙1、ウスターソース大匙1、ケチャップ小さじ1、薄力粉小さじ1、塩一つまみ、ガーリック一振り

肉の準備
 脂と肉の間の膜をぺティナイフで突き刺すようにして、 1.5センチ間隔くらいで切ります。
 肉の中央にある筋もぺティナイフで突き刺すようにして、 1.5センチ間隔くらいで切ります。
 肉の周囲にタコ糸を3回転くらい強く巻きつけ、肉を丸 く、分厚く整形しておきます。

ソースの準備
 玉葱はすり下ろし、ソースの材料を全部計量カップに 入れて、攪拌しておきます。


 フライパンよりも、写真のような、テフロン加工された アルミの厚手の深鍋が望ましいです。脂が飛び散らな いし、ステーキの側面を焼く事もできるし、蓋をしてヤン ワリ火を通すのも容易いです。蓋が標準装備と言うのもう れしいですね。
 この手の鍋は、煮る、焼く、どちらもできるので重宝で す。もちろん、ご飯も炊けます。
 写真の鍋はキャンプ用に蝶ナットで柄が取り外しでき るよう改造された愛用の品です。
 もちろん、硬いステーキは普通のフライパンでも焼くこ とができます。(蓋はあった方がいいけど)

表を焼く
 なべにサラダ脂大匙1と肉を入れ、強火に掛けます。 テフロン加工鍋は過熱すると痛むので、材料を入れてから 火に掛ける事を推奨します。鉄製フライパンのように、 「脂は温度が上がってから鍋に」と考えない方がいいですし、 脂の酸化もに抑えることが出来ます。
 温度が上がって、ジュージュー言い始めたら、箸で肉 を鍋の中を周回させて、鍋の縁で肉の周囲にも焼き色を付 けます。

裏を焼く
 肉の片面に十分に焼き色が付いたら裏返します。
 裏面は焼き色が80%くらいついたらOKです。

蒸らす
 とろ火にし(ミルクパンを置くコンロに移動して とろ火にしてます)蓋をして4分〜5分間程じんわり 火を通します。 (これでも、厚さ1インチもあれば、レアに仕上 がります)

肉の取り出し
 オーブントースター等で暖めておいた皿に肉を取り出して 乗せ、タコ糸を切って取り去ります。今まで使用していた 熱くなった鍋蓋をかぶせて保温しておきます。


ソース
 肉を取り出した鍋に、ソースの材料を入れ、強火でかき混 ぜながら煮ます。焼いたとき出た肉汁とその焦げたもの、及び ソースの材料が混じってソースとなります。
 ソース全体が激しく沸騰しはじめて10秒程混ぜ続ければ できあがりです。これを、肉の横に流して供します。

盛り付け例