ガードチェイサーはGトレーラから発進していなかった論
アポロが月に行ったかどうかより重要だ
 全くどうでも良いことですが、ガードチェイサーが走行中のGトレーラーの後部スロープをバックで地面に降りるシーンは見ていて危なっかしいです。こけそうです。
 そこで、早速ガードチェイサーの発進シーンを見てみましょう。発進の瞬間は3つのカットから成っています。

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スロープを降りる

スロープを降りるチェイサー
 ガードチェイサーが離脱すると、前輪のロックが外れ、チェイサーは後退して、スロープを降ります。その後、上のカットの通り、スロープをバックで降ります。

接地してタイヤから煙が出る

発煙する後輪
 ガードチェイサーがスロープを降りるシーンに続いて、煙を吹くチェイサーの後輪がアップで映し出されます。

走り出す

走り出すチェイサー
 煙のカットに続いて、チェイサーが走り出すシーンです。良く見ると、チェイサーはスロープの上からではなく、スロープの向こうから走り出てくるように見えます。。

走り出す(2)

明るくしてみる
 上のカットの輝度を上げてみます。やはり、チェイサーはスロープの上からではなく、スロープの向こうから走り出ています。

結論
 スロープを降り、接地する、見ている我々は当然次はガードチェイサーが路面を走るだろうと予想します。そして、予想通りに次のカットでチェイサーはスロープ付近から走り出します。
 すでに「次にチェイサーは走り出すだろう」と予想していた私達には、チェイサーとスロープの位置関係が多少おかしくても、スロープから発進したように感ぜられるのだと思います。
 もし、この想像の通りだとすると、上手な演出ですね。