人形用カツラ
概要	４５センチ級の抱き人形のカツラを作りました。髪の毛がもつれると困るので、黒く染めた釣り糸を使ってみました。 　結果として、１号（一番細かった）のテグスを使ったのですが、それでも、太く（0.16ミリ）て、かなりの剛毛になりましたが、全然ダメという事もありませんでした。 　０．６号などの、細い黒テグスがあれば、もっと巧く行くと思います。 ←１つ戻る　←←目次へ戻る

髪の毛を巻く
	旋盤に送りを掛けて、紙管に黒テグスを巻きます。送りの量は、テグスの太さの数％増しが良いみたいです。

テープを張る
	巻きあがったら、テープを２本張りつけて、片方のテープの中央部をカッターナイフで切って、紙管から外します。

外した所
	紙管から外したところです。一番上のテープと、２番目いのテープの間を、２〜２重にミシン掛けし、変性シリコン接着剤で固定します。 　このようにして、縄暖簾状の髪の毛ができます。これを、沢山作ります。

植えつけ
	縄暖簾状の髪の毛を、頭に外側から、らせん状に張りつけて行きます。張りつけは、スポンジベースの強力両面テープか、変性シリコン接着剤を用います。 　図は、外側一周を仕上げたところです。

植え終わったところ
	全部植えたところです。旋毛の部分は、刺繍枠に張った布に、植毛した５００円玉大のパッチを張って仕上げます。