残念ながら、乾電池で動作する『温かいシンディー人形』は簡単に作ることを最優先にしているので、温まるまでに時間がかかる上、布団の中等の断熱された場所でしか、温かく感じることができません。しかし、『温かいシンディー人形』に、ここで紹介する『シンディーコントローラー』を接続すると、数分で温かくなるだけでなく、普通に抱いても暖かさを感じることができるようになります。また、その温かさも自由に設定することができます。
シンディーコントローラーを接続するために、温かいシンディーを改造する必要はありません。温かいシンディーの電源ケースの代わりに、このシンディコントローラーを接続するだけです。
シンディーコントローラーは、シンディーの温かさを測定し、希望の温度が得られるように、電流を調節します。この、温かさの測定には、 抱き心地が犠牲にならないように、温度測定のための部品をシンディーに内蔵せず、ヒーターを温度計として利用して温度を測定する方法を採用しています。また、快い温かさを安定して維持するために、測定期間と発熱期間を交互に切り替える方法を採用して、高い精度で温度が測定出来るように工夫しています。
このような複雑で高精度の制御を行いながらも、シンディーコントローラーはマイクロプロセッサを使用していません。従って、高価で取り扱いの難しいマイコン開発ツールを使うこと無く、僅か40点程度の電子部品をはんだ付けするだけで、完成することができます。そして、工夫された回路によって、『シンディーコントローラ』は、マイクロプロセッサを使用したコントローラーと遜色のない性能を発揮します。
DOKUについて
「DOKU」は医者を意味しません。「DOKU」は日本語の単語「DOKUTOKU」に由来します。また、それはユニークとオリジナルを意味します。