ヘッドマウントディスプレイ Vuzix iWear VR920 使用レポート

形状と機構

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本体の形状とコネクタ

 メガネ型の本体からケーブルが1本だけ出ています。


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 本体とケーブルは直接接続されており、コネクタはありま せん。本体から出たケーブルは端で2つに別れ、一方はVGA 映像コネクタ(D−SUB)に、もう一方はUSBコネクタと なっています。
 VGAから映像を入力し、USBからは、本体の電源を給電 すると同時に音声を入力し、また、本体に内蔵されたマイクの 音声を出力します。
 このように、本体から出ているケーブルには、映像・電源・ 音声の上りと下り、が通っているのですが、その割には、ケー ブルは直径3.5ミリくらいとスリムです。
 本体には、ヘッドフォン端子がありませんので、本体付属の ヘッドフォンの代わりに、自分のお気に入りのヘッドフォンを 使用したい場合は、本体ではなく、パソコンのヘッドフォン端 子に接続することになります。

接眼レンズ周り

 接眼レンズの前に、保護用と思われる平らなプラスティックの 透明板が貼り付けられています。


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 接眼レンズの有効サイズは、横幅20ミリ×高さ14ミリ 程度です。見た感じではレンズは1枚で構成されている様子 で、表面の曲率は結構大きいです。(ぽっこりしてます)
 レンズとプラ板の間の額縁部には、梨地加工がされており、 ここでは、反射光が散乱するように工夫した様子が覗えます。
 レンズや保護板には反射防止のコーティングは行われて いないようです。このため、映像によっては反射が気に なる場合があります。

スイッチの周辺

 本体右側下面には、以前携帯についていた「クルクル・ピッ」 みたいは、回転する押しボタンスイッチが付いています。


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 そのまま回転させると、音量が変化し、そのまま押すと、 内蔵マイクのミュートがON/OFFします。また、長押しする と、OSDが表示され、コントラスト等数種の調節モードに 入ります。操作の仕方は特に妙なところはなく、取説を見なく てもなんとかなる程度です。

マイクの周辺

 本体左側下面には、マイクが付いています。写真で、豚の 鼻状に2つ穴が空いているところです。このマイクから入った 音声は、USBを通じてPCに送られます。


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 マイクの側から、ケーブルが生えています。

ツルの折り曲げ

 つるの関節は、本体よりややツル側にあり、メガネ同様に ツルを曲げて仕舞うことができます。


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 ツルは上下に湾曲しているので、ツルを曲げたときに、レンズ に衝突して傷付けることはないです。
 ツルの屈曲にこれといったフリクションはありません。また、 ツルの一部の表面がゴムになっており、侵襲を低減すると同時に、 滑り止めにしているようです。

本体の形状とコネクタ

 ツルと本体の間には、もう一つ関節があり、本体を上下に少しだけ 傾けることが出来ます。(アキュティルトとメーカーは呼んでいる ようです)この屈曲にも大きなフリクションはありません。


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 映像を正面に対して少し上に見えるようにしたり、少し下に見える ように出来ますが、雰囲気的には「ちょっと動く」という感じです。


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 右側が下を向けたところ、左側が上を向けたところです。

ヘッドフォン取り付け部

 本体付属のヘッドフォンは、自在定規のように屈曲するので、 耳の位置に調節することができます。後ろ向けに強く引っ張る ことで、付け根のコネクタの部分から外れます。


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取り外したヘッドフォンとコネクタ

 取り外したヘッドフォンです。コネクタ部分は、ガラエポ基盤の パターンに金メッキを施しています。


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鼻当て(ノーズブリッジ)

 本体の重量のかなりの部分が鼻当てで支えられています。 鼻が痛くないように、この部分の素材は発泡系のゴムで、形状も 表面に襞状の凹凸があり、苦労の跡が覗えます。


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 鼻当てから生えた二本の丸棒を、本体の穴に差し込んで、クリック のあるフリクションで好みの位置に調節します。フリクションは かなりあり、勝手に動いてしまう事はありません。
 その代わり、注意して操作しないと、柔らかい鼻当てのゴムを 破損してしまいます。とりわけ、鼻当てを一番奥まで差し込んだ 状態から引き出すときは、取説にあるように、隙間に何か差し込 んで、そっと動かす必要があります。


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 私は、不用意に引き出して、一部、破いてしまいました。上の 左側写真の鼻当ての右付け根の所の2ミリ程度の黒い裂け目が それです。
 鼻当ては一度好みの状態に調節すれば、あまりいじらないでも、 使用できます。

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