突っ切りバイトホルダ
概要  突っ切りは旋盤作業では永遠の課題です。刃先が平らなので、振動が生じやすく、形状が細長いので、折れやすいためです。また、その形状故、刃が欠けると大きな研ぎ直しが必要で、面倒です。
 そこで、刃の下を支えるガードを設けて、通常の超硬角棒が使用できる突っ切りバイトホルダーを作ったのでご紹介します。


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全体
 非力な旋盤に合わせて、すくい角が付く形状になっています。

側面
 刃の下を支えるガードが付けています。これがあると、非力な旋盤では、バイトがポキリと折れる前に、主軸が止まって助かります。

上面
 すくい角を付ける目的で、刃先材を傾斜して取り付けるので、バイト台に刃先材を当たらないように、刃先が左にオフセットしています。

使っているところ
 鋼材を突っ切っているところです。