省電力の大容量USBストレージ
 USB接続のハードディスクは、非稼動時に電源をOFFする 機能が無いため、台数が増えると消費電力と発熱量が増えます。
 そこで、システムをWEBサーバーと、ストレージサブシステム (USBハードディスクが大量接続されている)の2台のPCで 構成し、WEBサーバーがアクセスされると、SSIを通じて、 サブシステムを起動し、無アクセスが継続すると、ストレージ サブシステムをシャットダウンするように構成しました。
 装置は、USBディスクアレイ、WEBサーバーPC、 ストレージサブシステムPC、電源制御ユニットで構成されます。

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 機器構成

 電源制御ユニット(左端)、ストレージサブシステムPC、(中央)、 WEBサーバーPC(右側)です。
 WEBサーバーは電源制御ユニットを制御して、ストレージサブシステム とUSBディスクアレイを起動/終了させます。
 百均のネットで組み立てたUSBディスクアレイです。現在12台 のハードディスクを格納しています。最大16台まで増設できます。

電源制御ユニット
 電源制御ユニットはリレーとドライバ回路を内蔵しており、 WEBサーバーからの指示(シリアルポートのRTS信号を利用) で、ストレージサブシステムの起動(電源ボタンを押す)と USBディスクアレイの電源ON/OFFを行います。
 また、WEBサーバーにストレージサブシステムの電源の状態 を通知(CTSを信号を利用)します。

USBディスクアレイ
 百均のネットにハードディスクと電源、USBハブを格納した USBディスクアレイです。百均のネットは、安い上に、組み立てや配線が簡単で、ちょっと した工作に最適です。

ハードディスク
 右側にはハードディスクを格納(と言うより取り付け?) しています。このサイズのネットで、ハードディスクを 上下に16台まで格納できます。
 配線工事用のF型片サドル(鉄製)を使うと、簡単に ハードディスクを取り付けられます。

USBハブ
 中央部にはセルフパワーのUSBハブを2段に接続して 12ポートを得ています。

電源
 左側には電源を格納しています。電源はコンフィデンス 2000と言うディスクアレイに搭載されていた中古品 (2出力:12V/5V)を4台使用して、16台の ハードディスクに給電しています。電源もF型サドルを使うと 簡単に取り付けられます。

ファン
 ハードディスクに風を吹き当てるように、結束バンドで 固定しています。メッシュとファンの間にフィルターを 挟み込んでいます。