手軽に作れる大容量ストレージ
概要  PCにUSBケーブル一本でで簡単に接続できる大容量ハード ディスクをつくりました。
 100円ショップで売っているメッシュを、結束バンドで 結合することで、非常に手軽に(材料を切ったり、穴を開けたり する必要はありません)作る事ができます。勿論、メッシュは 1枚100円ですから安価です。
 電線も、どこでも通せますし、どこにでも結束できるので、 とにかく楽に作れます。
 風通しが良いことも特徴の一つですが、埃が付き易い、 内部の風の流れを制御出来ないと言う欠点もあります。
 中が丸見えのルックスが奇妙ですが、安価で楽に短期間で 作れるので、色々な試作品に応用したいと思っています。


←1つ戻る ←←目次へ戻る

フロントパネルを外したところ
メッシュは150mmの結束バンドで結合しています。蓋を開ける ときには、ニッパーで結束バンドを切断します。
右側にハードディスクを、下部には電源装置を、左側には ハブと配線を格納しています。

ハードディスク
ハードディスクは12台格納しており、USB−IDE アダプタで接続しています。

ハードディスクの取り付け
ハードディスクは細い(100mm)結束バンド(インシュロック等) でメッシュに結束して固定します。

USBハブ
12ポートを得るため、ハブはカスケードになります。 何れも4ポートハブを利用しており、一段目は下に少し 写っている黒いハブ、2段目は中央に写っている青いハブ (3段重ねになっています)
青いハブは両面テープで3個を張り合わせた後、結束バンド でメッシュに結束しています。

USBハブ用電源
ハードディスクの電源をハブから供給してはいませんが、 USB−IDEアダプタ12個をバスパワーで駆動すると、 電流不足が生じます。
ここでは、念のため全てのハブにセルフパワーを使用して おり、4台の電源アダプタはメッシュに結束して固定してい ます。
アダプタを使用せず、別の大きな電源から5Vを供給しても 良いのですが、アースループが心配なので、あえて付属の アダプタを使用しています。

HD用電源
5V20Aと12V14Aの電源です。電流を測定した 限りでは、全HDをスピンナップさせても、アクセスを 行っても、定格の70%程度で動作していました。

ファン
これも、メッシュに結束しているだけです。回転数は、 半導体スライダックで調節可能です。今回は埃の付き易い 吹き当て冷却ですので、ちょっと心配です。