カード立て
概要  名刺大のカードを挟んで、作品紹介や、座席案内に利用する、カード立てを作りました。


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全体
 台部と頭部は真鍮で、これをつなぐシャフトはSUS303で作っています。真鍮は材料費は高くつきますが、工具の磨耗が少ないので、最終的には安価に作ることが出来ます。
 また、真鍮はさびにくく、年季が入ったときの色も素敵です。あえてメッキせずに、時々磨いて使うのも乙なものです。

カードを外したところ
 台部にシャフトにピッタリの穴を開けて、下端を叩いて変形させたシャフトを、台部の下から圧入して、ネジ切りや接着せずに固定しています。

頭部
 頭部には、メタルソーで切れこみをいれて、横からネジを切っています。カードはこの溝に差込み、ビスを締めて固定します。
 シャフトは、穴に指しこんで、嫌気性接着剤で固定しています。

底面
 こういう品物の底部には、緑色のフェルトを張りつけるのがお決まりです。フェルトをまん丸に切り抜くには、旋盤でポンチを削って(真鍮でも10枚くらいなら、楽に切り抜けます)鉛の台の上で打ち抜きます。