プロクソン用フライカッター
概要  アルミニュームや木材の加工に便利な大きなすくい角を付けやすいフライカッターを作りました。


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全体
 大きなすくい角を付けた場合には、チップが磨耗しても、再研磨の回数に限度があり、不経済です。
 このフライカッターは独特の角度にチップを取り付けることで、再研磨しても、長さ方向にチップを繰り出せば、研磨による減りを補えるように工夫して、経済性を高めています。

切れ刃
 外周からみた切れ刃です。アルミニューム用に大きなすくい角を付けています。

底面
 刃先はK10を使用しています。アルミや木材では、チッピングすることはありませんが、鋼材ではチッピングしやすいです。
 これは、プロクソンは低回転、大トルクで切削できないためで、もう少し大型の機械で回転を遅くする事が出来れば、解決します。

上面
 剛性を上げるために、コレットにシャンクで取り付けず、主軸に直接ネジ止めします。

使っているところ
 船形の小物入れを削っているところです。回転を上げて、面白いように削れます。