回転円テーブル
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概要
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フライス盤で円弧を削るときに、回転円テーブルが必要です。しかし、小さなプロクソンで使える円テーブルはあまり見かけません。そこで、自作しました。
思ったよりうまく出来ましたが、プロクソンでT溝を加工するのは、骨がおれました。主軸のトルクが足らず、回転も速すぎるからです。
もう少し台座を分厚く作れば、横向けに取り付けて利用するときに便利であった事が反省点です。
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全体
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角型の台座に、T溝を切った円テーブルが乗っています。円テーブルの直径が50ミリと小型で、プロクソンにピッタリです。
材質はS45Cですが、調質していません。
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裏面
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テーブルに固定するためのネジが見えています。このネジは、ホロセットの先端に頭を付けたもので、頭部をT溝に嵌めた上で、台座の上から、ホロセットを(通常とは逆に緩める方向に)回転させて、テーブルに固定します。
固定されるのは、2分割された台座の一方だけですが、十分な剛性があり、鋼材でもザクザク削ることが出来ました。
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分解したところ
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台座は真中で分割されていて、これをネジで締め合わせて、回転の固さを加減します。
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固定軸
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テーブルの軸がテーバーになっていて、アリ溝と同様に台座に固定されます。
テーブルの側面に開けた穴(6ミリ)にシャフトを差し込んで回転させ、円弧部の切削を行います。
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センター
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テーブルの中央にピッタリ10ミリの穴があり、ここに、センターを固定することが出来ます。
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センターの取り付け
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センターはテーブルの裏から、ネジで締めつけて固定します。芯出しや、両センタでの加工に利用出来ます。
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