プロクソン用バイスの改良
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概要
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プロクソンのバイスは、デザインは良いのですが、顎がグラグラで閉めこむと浮き上がる為に、例えば、丸棒から直方体を削り出すと、直角になりません。
また、市販のミーリングバイスは比較的大きいものが多く、なかなかぴったりのサイズで、精度と値段的に満足できるものが手に入りません。
そこで、プロクソンのバイスをミーリングバイスとして使えるように改造してみました。
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全体
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見た目は何も変わりません。顎のスライド部が、きれいに平削りされているだけです。改造の大部分は裏面にあります。
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底面
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裏面は大きく改造されており、摺動溝を削り直し、摺動子を作り直しています。
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摺動溝
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バイスの裏面の溝が、荒削りしたままになってますので、この溝を綺麗に削り直します。
このとき注意することは、平削りしたバイスの上面の摺動面と、裏面の摺動面が、平行になるように加工することです。このために、先ず、角鋼材をテーブルに固定して、この上面を平削りし、次に、この角鋼材の上に、バイスの上摺動面を密着して固定した上で、バイスの裏面を加工します。
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摺動子
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摺動子は作り直します。摺動溝の中で滑らかに前後するように、注意して仕上げます。
顎を固定する面と、摺動面の段差は、少なすぎると顎が動かなくなるので、現物合わせで、ぴったりに仕上げます。
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